70万人超が使用するAI自動翻訳システムを提供する株式会社みらい翻訳(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:鳥居 大佑)は、このたび、製薬、法務・財務に続く、3つ目の業界・業務特化型のAI翻訳として、特許翻訳に特化したAI自動翻訳モデルの発売を開始したことをお知らせいたします。
■背景
グローバル化を背景に日本企業の外国特許出願数は増加を続け、これに伴い特許文書の翻訳需要が高まりを見せています。
業務効率化の観点から、関係者からは自動翻訳の活用を求める声が度々あげられていましたが、特許文書には独特の書式や表現、ルールがあり、高度に専門的な翻訳スキルが必要となるため、従来の汎用型モデルでは、自動翻訳後の人手による修正コストが高く、効率化が期待できなかったことから、特許翻訳の実務導入は実現しない状態が長く続いてきました。
■今回の実施内容
一般に流通するAI翻訳サービスの中には、辞書の部分適用により分野対応を謳うサービスはありますが、翻訳モデルそのものに学習を施すには強力な自社技術と良質な学習データを膨大に必要とすることから、実現できるベンダーは限られています。
みらい翻訳は、社内にエンジン開発チームを擁することにより、自社開発が可能であることを強みとしています。2019年には製薬企業との共同プロジェクトにより製薬専門モデルを、2020年にアンダーソン・毛利・友常法律事務所と法務・財務モデルを開発し、ユーザに提供してきました。この実績から得た知見を活かし、今般新たに特許文書翻訳に特化したモデルを開発しました。開発にあたっては、日本電信電話株式会社(NTT)から特許コーパス3億文の提供を受けています。当モデルは2023年10月18日(水曜日)より、Mirai Translator®ワード数定額プランおよびFLaTを契約するユーザに提供されます。
■特許モデルのご利用方法
Mirai Translator無料トライアルで標準仕様として提供しておりますので、お手元でお試しいただくことが可能です。無料トライアルは以下ページよりお申込みください。
https://miraitranslate.com/free-trial/
特許モデルの詳しい資料は以下からダウンロードしていただくことが可能です。以下ページにて、『特許モデルサービス資料』を選択し、必要事項をご入力のうえ送信してください。
https://miraitranslate.com/document
特許モデルのご利用、もしくは分野専門モデルについてのお問い合わせは、以下問い合わせページにて『分野専門モデルについて(法務・財務や特許など)』を選んで送信してください。
https://miraitranslate.com/contact/
本リリースの詳細につきましては下記、発表資料をご覧ください。
特許専用AI 自動翻訳モデルの発売を開始
■特許翻訳専用モデル専用ページ
製品の機能特長の詳細は、以下よりご覧いただけます。
特許翻訳専用モデル専用ページ