株式会社みらい翻訳は、この度、第11回アジア太平洋機械翻訳協会(AAMT) 長尾賞を受賞しました。
長尾賞は、AAMT初代会長の長尾真先生が日本国際賞の受賞契機に設立され、機械翻訳システムの実用化の促進および実用化のための研究開発に貢献した個人あるいはグループを表彰対象としています。
この度の受賞では、機械翻訳の基本技術となる「ルール型機械翻訳(RBMT)」や「統計型機械翻訳(SMT)」等を統合した機械翻訳プラットフォームの開発とB2Bビジネスの実現を評価いただきました。
当社は、欧米言語を中心とした多言語RBMT実績のあるSYSTRAN Enterprise Serverおよび日本語を軸とする多言語SMTを強みとする情報通信研究機構(NICT)の翻訳エンジンと自社技術を組み合わせた製品・ソリューションの普及を行ってまいりました。今後も自社技術に加えて、社外の自然言語処理技術を広く利用して言語の壁を乗り越えるイノベーションに取り組みます。
授賞式模様: 長尾真先生と当社CEO栄藤稔
受賞記念品
(参考)
AAMT 長尾賞の趣旨
「機械翻訳システムの実用化の促進および実用化のための研究開発に貢献した個人あるいはグループを表彰します。 いわゆる学会の論文賞や発表賞といった学術賞ではなく、たとえば、高性能の機械翻訳システムを商品化した、機械翻訳システムを使った新しいサービスを開始した、といった貢献を対象とします。もちろん学術的にも意味のある成果を除外するものではありません。」AAMT長尾賞より引用