Zoom、Microsoft Teams、Google Meetといった主要なオンライン会議ツールには、音声翻訳機能が備わっています。画面上にテキストを表示する「翻訳字幕」や、通訳チャンネルを介して翻訳音声を聞く「インタープリター(音声通訳)」機能を使いこなせば、通訳を介さずとも多言語での円滑なコミュニケーションが可能になります。主要3ツールの翻訳機能の特徴や違いをまとめました。
目次
Q1. 主要3ツール(Zoom/Teams/Meet)の翻訳機能の特徴は?
| ツール名 | 特徴 |
|---|---|
| Zoom | 「翻訳版字幕」は35言語以上に対応しており、日本語も利用可能。大きな特徴は、設定によって「原文(話されている言語)」と「翻訳文」を同時に画面に表示できる点。これにより、翻訳ミスがあった際も原文を確認しやすく、誤解を防ぐことができる。また、翻訳された内容は全文の文字起こしとして保存することも可能 |
| Microsoft Teams | 「ライブキャプション翻訳(字幕)」と「インタープリター(音声通訳)」の2つの強力な機能を備えている。特に「インタープリター」は、AIが話者の声質(トーン)を再現して翻訳言語を話す「音声合成」技術が特徴で、まるで本人がその言語を話しているかのような自然な会話を実現できる。字幕は画面下部に表示され、参加者が個別に言語設定を行える |
| Google Meet | 話者の言語を別の言語の字幕や音声にリアルタイムで変換してくれる。また、高精度なテキスト翻訳、音声そのものを他言語に変換する機能、そしてセキュリティの高さがある |
Q2. Zoom/Teams/Google Meetの自動音声翻訳はどう違う?
基本的な仕様(機能、出力形式)や強み、記録、セキュリティなどは以下になります。
| 比較項目 | Zoom | Teams | Google Meet |
|---|---|---|---|
| 主な機能 | 翻訳版字幕 全文の文字起こし |
ライブキャプション(字幕) インタープリター(音声通訳) |
翻訳字幕 音声翻訳 |
| 出力形式 | 字幕(原文併記可) | テキスト + 音声 | テキスト + 音声 |
| 日本語対応 | 日本語含む約35言語に対応 | 日本語含む約40言語に対応 | 非対応 |
| 要件 | 有料プラン + アドオン または上位プラン | Teams Premium または Copilotライセンス | 上位プラン または Google AI Pro |
| 強み | 原文と翻訳を並べて表示でき、翻訳ミスを確認しやすい | 話者の声をAIが再現するため、自然な会話が可能 | Googleエコシステムとの連携 |
| 保存・記録 | ホストが許可した名合のみ、全文文字起こし保存可能。 ※VTT形式 |
Copilot等で要約・議事録化。データはテナント内で保護。 | 文字起こしをGoogleドライブに保存可能。二次利用無し。 |
| セキュリティ | 暗号化通信に加え、不適切な表現のフィルタリングが可能。 | 翻訳データはログに記録されず、二次利用されない「No-Trace Policy」が適用される。 | 通信および保存データの暗号化。 |
各ツールの設定手順やよくあるトラブルは?
公式情報リンク集(参考)
- Zoom:翻訳版字幕を設定/有効にする(Zoomサポート)
- Zoom:公式ブログ(翻訳字幕の価格・録画時の注意など)(Zoomブログ ※英語)
- Teams:ライブキャプションを使用する(Microsoftサポート)
- Google Meet:字幕の翻訳機能を利用する(Google Meetヘルプ)
- Google Meet:音声翻訳について(Google Meetヘルプ)
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