Microsoft Teamsの音声翻訳機能の特徴や設定手順まとめ

2026.07.10

オンライン会議ツール「Microsoft Teams」の音声翻訳機能の基本や設定手順、利用の前提条件などをまとめました。

Q1. Teamsの翻訳機能の特徴は?

Microsoft Teamsは「ライブキャプション翻訳(字幕)」「インタープリター(音声通訳)」の2つの強力な機能を備えています。特に「インタープリター」は、AIが話者の声質(トーン)を再現して翻訳言語を話す「音声合成」技術が特徴で、まるで本人がその言語を話しているかのような自然な会話を実現します。字幕は画面下部に表示され、参加者が個別に言語設定を行えます。

Q2. Teamsの翻訳機能の設定手順は?

前提条件

  • Teams Premium または Microsoft 365 Copilot ライセンスが必要(一部機能はパブリックプレビューの場合あり)

設定手順

ライブキャプション(会議中の発言をリアルタイムで字幕表示できる機能)

  1. 会議コントロールの「その他(…)」>「言語と音声」をクリック
  2. 「ライブキャプションをオンにする」を選択
  3. 字幕が表示されたら、右側の設定(…)>「字幕の言語」で翻訳したい言語(日本語など)を選択

インタープリター・主催者側(会議中に通訳者が言語を切り替える機能)

  1. 会議のオプションを開き、「言語の通訳を有効にする」をオンにする
  2. ソース言語(元の言語)とターゲット言語(翻訳先)を設定

制限

  • 音声翻訳には数秒の遅延が発生します。
  • 自分自身の発言を通訳機能で聞くと混乱するため、聞く側が有効化することが推奨されます。

Q3. Teamsの翻訳機能でよくあるトラブルは?

項目 内容
「字幕」ボタンが表示されない 会議の主催者(ホスト)が、設定画面(管理コンソールやWebポータル)で「字幕機能」や「翻訳機能」を有効化していないケースが大半。参加者側では対処できないため、ホストに設定を依頼する必要がある
翻訳精度が低い・まったく違う言語になる 「話されている言語(Spoken Language)」の設定ミス:自分が日本語で話しているのに、設定が「英語」になっていると、AIは無理やり英語として聞き取ろうとし、意味不明な字幕が表示される
マイクの音質:ノイズが多い環境や、PC内蔵マイクを使用している場合、AIの音声認識精度が著しく低下する
日本語と英語以外の言語間での翻訳がおかしい 英語以外の言語間(例:日本語と中国語)を翻訳する際、一度「英語」を経由して翻訳(日本語→英語→中国語)する仕組みになっている場合がある。重要な会議では、「原文と翻訳を同時に表示」する設定にして、誤訳に気づけるようにするのが有効
インタープリター(音声通訳)で自分の声が返ってくる 話者の声をAI音声に変換して流す機能だが、話者本人(発言する人)がこの機能をオンにしてしまうと、自分の発言が数秒遅れて翻訳音声として耳に返ってきてしまい、非常に話しづらくなることがある。インタープリター機能は「聞く側(リスナー)」だけがオンにするよう徹底する

公式情報リンク集(参考)

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